会期:2023年4月29日(土)~2023年6月11日(日)
会場:宮崎県総合博物館
展示作品数 写真/約144点・動画/12点
5月3日(祝・水)宮崎県総合博物館にてSSP展関連イベント「生きものKids写真教室」が行われました。事前予約制で今回は11名の子供達と家族が参加されました。
参加者からは親子で楽しい時間が過ごせたこと、生きもの対する気持ちを親子で共有できたことへの感謝の言葉を頂きました。また、「すっと使っていなかったカメラを今回久しぶりに持ち出してきました。とても学ぶところが多くて今回を期にスマホからカメラ乗り換えようと思います。」と1人の父親の話しが印象に残りました。
後日、子供達の作品はSSP展会期中展示されます。
(写真提供:宮崎県総合博物館)
〇1階エントランスを会場に20分程の座学を行い、その後博物館裏の民家園へ移動し野外撮影を始めました。
座学会場の様子
座学の様子
民家園へ移動
〇民家園に着くや否や、子供達は生きものを探しに駆け出し、そして小さな草花を屈んだり地面に腹ばいになったりと生きものを見付けては思い思いに撮影を楽しんでいました。そんな我が子と一緒に撮影をしたり、生きものを見つけて来たり、肩車をして撮らせたりとサポートする親の姿も見られ、和やかな雰囲気の中、1時間が過ぎて行きました。
〇撮影終了後は1階エントランスに戻り各自一枚ずつ写真を選んでもらい作品を発表してもらいました。
写真選びの様子
写真選びの様子
〇写真の見所や撮影で難しかった所など拙い言葉で一生懸命に発表する子供の姿に会場からは暖かい拍手が贈られました。そして私からの講評を聞いている様子からは写真に真剣に向き合っている姿が伺え、有意義な時間を過ごしてもらえたように思いました。
作品発表の様子
作品発表の様子
講評の様子
4月29日(祝・土)、宮崎県総合博物館において、子供3人の一日博物館館長によるオープニングセレモニーにより、第43回SSP展宮崎展が開催されました。沢山の来館者や家族に見守られながら、一日博物館館長代表によるSSP展の紹介で始まり、次に子供たちのテープカットで華々しい開幕となりました。
引き続きSSP写真展委員の福島英樹氏と東木場昭裕氏によるガイドツアーが行われ、福島氏の作品の見所や動物の生態についての話に、皆、興味深く聞き入っている様子でした。東木場氏は偏光板を使った干渉色の実験を行ないました。出現した美しい模様に感嘆の声が上がったりと、皆、魅せられていました。また、自分のコンクリーションの作品に因んで小さな球形コンクリーションを記念にプレゼントし、地元で見つかる珍しい石に興味を持ってくれたようです。
3人の一日博物館館長が選んだ推しの写真作品には後日リボンが付けられる予定です。
(写真提供 宮崎県総合博物館)
〇オープニングセレモニーの様子です。
館長代表挨拶
テープカット
〇ガイドツアーの様子です。
(福島会員)
(福島会員)
(東木場会員)
(東木場会員)
写真:右から、SSP会員の福島さん、柳田さん、石田さん、博物館SSP展担当の田口さん、福島さん
4月22日作品展示の設営が行われました。作業にはSSP会員の福島さん、柳田さん、石田さんに加えて博物館のSSP展担当の田口さんと福島さんが手伝って下さいました。予め床に置かれた作品をSSP会員らで並び替えを行います。標本や剥製の展示位置に応じた作品の配置や、作品の中身を考えての並び替えは大変苦労しますが、鑑賞する際に違和感なくスムーズに観覧してもらう為の大切な作業です。作業は2時間程で終了しました。後日、ライティングや床のワックス掛けが行われ、開会式を待つこととなります。博物館は神宮の森と呼ばれる広大な緑の敷地の一角に在り、その神宮の森を囲むフェンスなどに大きな看板が幾つも設置してあります。
〇看板の数々
看板1:宮崎神宮北口
看板2:宮崎神宮西口
看板3:護国神社前
看板4:宮崎神宮正面口
看板5:宮崎神宮東神苑
看板6:博物館正面入口
〇設営の様子です。