第37回SSP展宮崎県総合博物館展

2017年4月29日(土) ~ 6月11日(日)

宮崎神宮の周りに掲示されている看板の写真7枚です。

22日(土)に博物館の方3名とSSP会員6名で作品の設営を行ないました。その時の作業風景です。

集合写真ですが、後列の左から、副担当の黒木学芸員、主担当の岩切学芸員、SSP会員の東木場氏、福島氏
前列の左に移り、栗原氏、石田氏、木場氏、柳田氏です。

毎年、博物館の「一日博物館長」のイベントに合わせてSSP展の開会式を行なっています。

ガイドツアーで一日博物館長にSSP展の写真について説明をしています。

ガイドツアーには20名程の来館者が参加しておりました。

地元の放送局も取材に来ました。

4月29日にMRT宮崎放送局の番組「みらい・みやざき・まなび隊」の取材が有りましたのでご報告致します。
毎年SSP展の開会式は、宮崎県総合博物館の「一日館長」のイベントと併せてあり、今回はその取材を兼ねての番組構成となっているようです。
番組は5月13日(土)18:50に放送されます。尚、後日MRTのHPより動画で視る事も出来ます。
http://mrt.jp/television/manabi/?contents=movie

5月21日(日)にSSP展関連講座の写真教室が行われましたので、その時の様子をご報告します。
今回は『SSPの写真にTRY』と題してSSP展の作品として使われた写真に、皆で撮影に挑戦しようと云うものです。
偏光版を使った干渉模様、虹ビ-ズを使ってのブロッケン現象(もどき)、ビタミンの再結晶やミジンコでお馴染みの顕微鏡写真等々、
普通では見る事の出来ない被写体と撮影方法に参加者は大いに感動し嬉々として撮影を楽しんでいる様子でした。
今回の準備では宮崎県総合博物館学芸員の岩切さんに大変骨を折って頂きました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
東木場昭裕

偏光版による干渉模様の撮影風景
CDを使った干渉模様の撮影風景

虹ビーズを使ったブロッケン現象の撮影風景(太陽光)
虹ビーズを使ったブロッケン現象の撮影風景(白熱球)

ビタミンの再結晶の作成
ミジンコの撮影風景

6月4日(日)午後より宮崎県総合博物館にて「生きもの写真のススメ」の写真講座を行いました。
集合場所をSSP展会場の昆虫写真のブースとし、先ずは参加者に生き物の写真を見て感じてもらいました。
その後研修室に場所を移動し、初めに写真やカメラの事についての講義。
次にカメラの基本的な操作や構えた方を習得してもらう為に生き物のレプリカや模型を使って撮影の練習を行いました。

その後、撮影で神宮の森へと外に移動しました。
学芸員の岩切さんが準備して下さったツチアケビの所まで案内してもらい撮影を開始。
子供たちはカメラを横だけでなく縦にも構えたり、立ったりしゃがんだりと色んな角度から何カットも撮影 をしていました。
実は講義で話していた事をちゃんと覚えていて、それを子供たちは実践していたのです。
その後は、初め中々見付けきれなかった生き物たちを、いつの間にかコツを掴み、
見付け出しては思い思いに撮影が出来るまでになっていました。

撮影後は研修室に戻り各自ベストショットを選んでもらいました。
その写真を私が講評し、3名に優秀賞を、その他の子供たちには参加賞を贈りました。
最後に「生きもの写真リトルリーグ」実行委員の大野さんにフォトコンの説明と募集を呼掛けて戴きました。
今回初めての子供向けの写真教室という事で、教え方や準備、また不手際など反省点が多いのですが、
アンケートを読むと喜んで下さった意見が多く、次回への励みとなりました。
また、【 今回の講座でおもしろかったこと】の質問で「子供と一緒に生きものを見つけられたこと」という意見には、
単なる写真撮影で留まらず、親子にとって大切なモノを得る。何か奥深さのようなものを感じさせられました。
東木場昭裕

最終日(2017/6/11)に入場者数1万人達成いたしました。【第37回SSP展「自然を楽しむ科学の眼2016-2017」宮崎展 宮崎県総合博物館】1万人目記念セレモニーでは、記念品の贈答を行いました。ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。