第39回SSP展 宮崎展 宮崎県総合博物館

2019年4月27日(土) ~ 6月 9日(日)

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宮崎神宮の周りに掲示されている看板と博物館正面の看板です。

設営作業風景です。

展示会場 正面ゲート前で記念撮影。

展示会場の様子です。

展示会場・動画ブースです。

4月27日(土)第39回SSP展が開催されました。開催セレモニーでは一日博物館館長の代表挨拶とテープカットが行われ、その後はSSP会員(福島英樹氏・東木場昭裕)に依るガイドツアーが行われました。

一日館長による開会式

一日館長代表あいさつ

SSP展ガイドツアー

SSP展ガイドツアー

4月29日(月・祝)にSSP展関連イベント「生きもの写真のススメ」が行われました。
始めの1時間程の座学の後、野外撮影、作品発表と言う流れで進めて行く予定でしたが、
当日は雨天の為にフィールドに出ての撮影ではなく、別室に用意された植物のレプリカや昆虫のジオラマを使っての撮影となりました。
それでも子供たちは被写体に向かって真剣な眼差しで思い思いにシャッターを切っていました。
また、親子で撮影する姿や参加者同士で写真を見せ合ったりする姿も見られ、和気藹々とした雰囲気を楽しんでいるようでした。
作品発表では自分の写真の説明を各自話してもらいましたが、どの作品も子供たちの思いや考え方が伺える良い写真が撮れていました。
参加者は子供14名、付添・聴講も合わせ54名と盛況でした。

座学の風景

 

撮影の様子

 

作品データ提出の様子

 

作品講評の様子

 

生きもの写真リトルリーグの案内

『5月19日(日)、宮崎県総合博物館に於いてSSP展関連イベントとして初心者向け写真講座が行なわれました。
激しい雨にも拘わらず定員30名を越す参加者が集まり、加えて宮崎ケーブルテレビの取材も入り賑やかな写真講座となりました。
午前中の講座ではカメラの仕組みと露出補正、レンズワーク、背景などの基本的な話しを私(東木場)が、実際の撮影での話しをSSP会員福島英樹さんが講師となり講座を務めました。
午後からは神宮の森での野外撮影会を予定しておりましたが雨天の為撮影会は中止し、博物館裏の民家園「椎葉の民家」へ会場を移し午前中の講義のQ&A、意見交換の時間としました。
日頃疑問に思っている事や撮影の方法、データーの管理、撮影者のマナーに失敗談などありとあらゆる話が飛び交い、中締めが入ったにも拘わらず誰一人退席する人もなく、許される時間ギリギリまで会話は途切る事なく、気が付けば3時間!
前代未聞の囲炉裏を囲んでの写真談義となりました。
講座の様子を宮崎ケーブルテレビで放送されましたが、後日Youtobuにupされるとの事です。(「ジモ通」で検索)』

 

午前中の講座の様子

 

講師:東木場さん

 

講師:福島さん

 

宮崎ケーブルテレビの取材

 

午後の写真談義の様子

6月7日(金)に入場者1万を突破し、記念のセレモニーが行われました。
1万人目になったのは都農町の小学校の生徒さん達でした。
博物館館長からSSP展の写真集を、私から記念の品を贈りました。
セレモニーの後、SSP展を観覧。作品一つ一つを興味深く観ていました。「写真も動画も面白かった」との感想を聞く事が出来ました。

博物館ではSSP展関連行事として「親子で作ろう!ネイチャープレート」を催しています。
SSP展の作品に登場する生き物のイラストを選び、プラ板にトレースして色を塗りオーブンで焼いて出来上がります。
手作りのプレートを手にSSP展を観に行く親子連れの姿が見られました。
子供達にはSSP展観覧の記念になったようです。

記念品の贈呈

記念撮影

記念撮影

SSP展観覧

ネイチャープレート作成コーナー

生き物のイラストを選ぶ

プラ板にトレースしマジックで色塗り

オーブンレンジで焼く

プレートの出来上がり

プレート作成後SSP展観覧

先月の宮崎ケーブルテレビの番組「週間マックン情報局」で紹介されました写真講座の様子がYoutobeにアップされました。

『宮崎県総合博物館で開催しておりました第39回SSP展が6月9日終了致しました。
開会式&ガイドツアー、2つの写真講座、入場者記念セレモニーと関連イベントの多い宮崎展ですが、今回は更に親子連れに好評のプラ板を使ったネイチャープレート作成が加わり沢山の方々に楽しんで戴けたようです。
お陰さまで入場者数が1万1千人を越え過去最高となりました。
元号が変わり平成最後と令和最初のSSP展でもあった宮崎展、深く印象に残る展示会となりました。
ご観覧戴きました皆様、SNS等で発信して下さいました会員の皆様ありがとうございました。
また、博物館の関係者の皆様お世話になりまして、この場をお借りして感謝申し上げます。

 

 第39回SSP宮崎展は、宮崎県総合博物館の特別展示室を会場に427()69()までの休館日を除き39日間の期間で開催されました。博物館でのSSP展開催は14回目となりました。

関連イベントとして、開会式、SSP会員によるガイドツアー、写真教室、ネイチャープレート作成、入場者数10000人記念セレモニーが行われました。

 展示会場内は写真作品全150点をジャンル毎に分け1段配置による展示。動画作品は2.3×1.8m程のスクリーンにプロジェクター投影に依る作品の展示で、三人掛けベンチを2列配置し、さしずめミニシアターと言った設えでした。

また、写真からでは分からない被写体の大きさや見えない所などを補足するように写真に登場する昆虫標本や生き物の剥製が所々に置かれ、博物館ならではの工夫がなされていました。

 観客の様子ですが、中高年や親子連れを多く見掛ました。特に子供には生き物の写真が興味津々の様子で、親子で写真を指差ししながら会話する光景を沢山目にする事が出来ました。また、作品一つ一つを熱心に観て行く中高年のも多く年齢を問わず楽しめる写真展である事がうかがえました。

 初心者向け写真教室「プロに学ぶ写真撮影講座」は定員30名を越える参加者に加え地元放送局の取材が入り賑やかな講座となりました。カメラの仕組みとAE、露出補正、レンズワーク、背景についての基礎的な内容と、その応用とに分けて私と会員の福島英樹氏が講師を務めました。午後の撮影会では雨が降り始めた為、急遽、民家園にある茅葺屋根の「椎葉の民家」に会場を移し、囲炉裏を囲んでの写真談義となりました。古い民家の雰囲気に和んだのか、フィールドでの撮影方法や写真の整理の仕方、撮影のマナーなど次々と会話が弾み、3時間もの談義となりました。これが大変好評で「来年も楽しみにしています」言う意見が多く寄せられました。

 また、親子参加型の写真教室「生きもの写真のススメ」も行われました。雨天の為にフィールドでの撮影は出来ず、別室に設けられた昆虫のジオラマや植物のレプリカの撮影となりました。本物ではないので子供たちのテンションが気になる所でしたが、そんな不安を尻目に時間一杯まで撮影を楽しむ姿が見られ、親子で写真を見せ合うなど和やかな雰囲気の中での写真教室となりました。

今回から入館者の注目を浴びるように会場を博物館1階エントランスに移し、飛び入り参加可能のスタイルを取ったところ14(定員15)の家族を合わせて50名以上と大変な賑わいとなりました。昨年にまして「生きもの写真リトルリーグ」の広報にも繋がったかと思います。

 大型看板、ポスター、チラシ、SNSやTV等での広報に加え、SSP展へ促す為のイベントや工夫を凝らした会場作りなど博物館の積極的な協力と知名度に支えられて今年の入場者数は11212人と過去最高となりました。

来年は40回という節目の年になります。宮崎県総合博物館とSSP会員皆様の力をお借りして更に素晴らしい展示会になるよう務めたいと思います。

 最後に、設営に駆け付けて下さいました県内のSSP会員の皆様、そして今回担当でありました博物館学芸員の中山貴義さん、竹下隼人さんを始め関係者スタッフの皆様方、大変お世話になりました。 この場をお借りして深く御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

SSP会員  東木場 昭裕