第6回 写真コンテスト 2021-2022年

結果発表


大賞1名、最優秀作品賞2名、優秀作品賞3名、小諸市長賞1名(W受賞)、小諸高原美術館賞1名(W受賞)、

奨励賞2名、入賞12名が決定いたしました。おめでとうございます。

 

☆2月中に、審査員の先生方の講評を発表いたします。

大賞

中学生部門 東日本代表             

「Hunter Life」

中学2年生 小野 壮大(おの そうだい)神奈川県

 


1枚目:オオカマキリの幼虫が卵鞘から一斉に生まれてきたシーンです。2枚目:夕暮れでピンク色に染まる空に浮かび上がるオオカマキリの幼虫を撮影しました。細密なカマの造形の美しさ・かっこよさを表すために、あえてシルエットで写しとめました。3枚目:オオカマキリの羽化シーンです。抜け殻の繊細さや透明感が伝わるようにカマキリの背後からも光を当てて、全体を浮かび上がらせました。4枚目:オオカマキリのオスが交尾しようとメスに近づいたところ、メスに気付かれてとらえられてしまったシーンです。他の組写真と違い、Hunter Life には美しいだけでなく、厳しい一面もあるということを表現した一枚です。

最優秀作品賞

小学生部門 東日本代表          

「メジロの春秋」

小学校6年生 本多 剣次(ほんだ けんじ) 北海道


1枚目:チシマザクラに来たメジロ動きが素早いので、撮るのが難しかった。2枚目:秋に撮ったメジロ、ツリバナの枝で2羽で羽づくろいしているところ。3枚目:秋に実ったマユミの実を食べているところ。4枚目:雪どけでできた水たまりで水浴びをするメジロ。

最優秀作品賞

高校生部門 西日本代表         

「モリアオガエル

高校1年生 常川 大樹(つねかわ だいき)岐阜県

 


初夏の夜に見られるモリアオガエルの繁殖行動などを撮影するため、5  6 月、カエルの見られる池に通いました。神秘的な場面に遭遇出来てうれしかったです。

優秀作品賞

小学生部門 西日本代表           

「巣作りから子育て」

小学校5年生 大坪 桜乃(おおつぼ さくの)香川県


ツバメが毎年家にやってきて、子育てをします。その様子を撮りました。1枚目:巣に使う泥を運んできて、洗濯物を干すところに止まって様子を見ています。2枚目:泥を一生懸命木の柱になすりつけて、巣の形にしています。こうやって柱にへばりついて巣作りをすることにびっくりしました。3枚目:たまたま、親がトンボを捕まえているのを見つけたので、慌ててカメラを構えるとヒナに与えていました。もらったヒナは、食べるのに苦労していました。4枚目:お母さんの子育てのおかげで大きく育ったヒナもうすぐで旅立ちの日。不安だけどついに勇気を振り絞って、飛び立とうとしている姿です。この後、すぐに飛び立ちました。残念ながら、この後すぐ動画に切り替えたので、飛び立った瞬間の写真は撮れませんでした。

優秀作品賞

中学生部門 西日本代表          

「恋する瞳」    

中学校3年生 土屋 昌寛(つちや まさひろ)福岡県


1枚目:魚は夕方になるにつれ、どんどん活発になっていった。2枚目:楽しくて夢中で写真を撮った。34枚目:肉眼で見た時、写真を撮っている時は、どんな魚がどういう風にジャンプしているのか全然わからなかった。でも後から写真を見たら、2 3 匹同時に写っていたり、思っていた以上に高くジャンプしていていたり、虫を食べていると思っていたら求愛行動だったりと、後からも様々な発見ができた。

優秀作品賞

高校生部門 東日本代表

「ヒメバチ」    

高校2年生 今野 陽喜(こんの はるき)  福島県


ヒメバチの仲間が枯れ木の周りを飛んでいるのを見つけた。木に止まりしばらくすると、腹部を曲げ、長い産卵管を器用に一回転させて木に差し込み産卵していた。この産卵の姿勢がおもしろいと思った。


小諸市長賞・入賞

*小諸市応募作品から選出

小学生部門 東日本2位           

「KAMAKIRI」   

小学校5年生 近藤  環(こんどう かん)

 


昆虫の中で一番好きなカマキリを楽しく撮影できました。やっぱりカマキリはカッコイイです。

奨励賞(小諸市特別賞)

*小諸市応募作品から選出

「空を飛ぶアサギマダラ」  

小学校6年生  原田 晴羽 (はらだ せいわ)

飛んでるところを撮りたくて、撮りました。ピントを合わせるのが難しかったです。

*小諸市応募作品から選出

「夫婦喧嘩」  

小学校2年生  原 夏樹  (はら なつき)

ジョウビタキのオスとメスが、なわばりあらそいをしているところを、夫婦喧嘩にたとえた2枚です。


小諸高原美術館賞・入賞

中学生部門 西日本2位

「Four seasons」  

中学校2年生 浜口 雅臣(はまぐち まさおみ)高知県 


 

生き物を見ると自然の変化に気づかされる。この1年、人間の都合や愚かさは、生き物達にとって全く関係が無いようである。写真を通じ、生き物を通じてその真実に気付かされる。気づくこと、そのきっかけに感謝したい。


2022年夏 小諸高原美術館にて写真展を開催予定です。

 (※上掲載2枚は、2019年開催時の写真です。

 


入賞作品は下記となります。

ついた作品は組写真です。

小学生部門

東日本3位      

竹原 昌慧

「蝶のごはんも十人十色」

西日本2位

仲嶺 宏亮

「沖縄の木に生きる」

西日本3位

松本 紬希

「新しいいのち」


中学生部門

東日本2位

岡田  全

「色鳥ドリ」

東日本3位

仁科 千穂

「なぜ魚は跳ぶのか?」

西日本3位

藤永 あゆな

「2021学校の生き物たち」


高校生部門

 東日本2位

 村上 奏太

 「うすば」

東日本3位

横山 凌汰

「潮を探して」

西日本2位

田中  碧

「巣立ちの時」

西日本3位

神近 未夢

「海岸の掃除屋」


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